ハウスダストの正体とは
ハウスダストという言葉自体があいまいな言い方
ですが、ハウスダストがアレルゲンの原因と考えた
とき、その成分を調べてみると、実にダニの糞や
死骸がアレルギー原因のトップであることが分かっています。
ではダニがハウスダストになるまでの過程を言うと
ダニは、主に私たちの布団の奥深くでひっそりと
生息していて、そもそも空気中を飛び回れる
わけではありません。
そのダニが、一生のうちに500個以上の糞をします。
糞の大きさは見えません。
0.01~0.04mm程度と非常に小さいものです。
これが乾燥するとさらに細かな粉末状となって
その大きさは1~2ミクロンになります。
細かな粉末になれば、もう分かりますよね。
そうです、布団の中から簡単に空気中に舞い散ります。
さらには、ダニ自体も死骸になれば乾燥して
手足が取れたり体が崩れたりしながら細かな
粉末になっていきます。
この死骸の粉末も糞と同様に空気中を舞い散ることに
なるのです。